伝統工法、石場建ての家

約1年ぶりの投稿になります。
ありがたいことに現場の方が忙しく
久しぶりの更新になってしまいました。
前に『打ち合わせ』と題して投稿していたお家が
完成目前となりましたので少し紹介したいと思います。
墨付け、木づくり、刻みから全て手作業で行い、
ボルトは使わず、木組みで、
お施主様のご意向に添えるよう、吟味し、こだわり抜いたお家です。

晴天の中、地鎮祭
墨付け
墨付け

お天気に恵まれ、晴天の中、地鎮祭を執り行いました
工場では職人さんによる材料の加工と墨付け作業が進められています。
プレカットが主流の現代、墨付けや手刻みは貴重な経験です。
棟梁の指導のもと若手大工さんも奮闘しながら丁寧に作業を進めます。


「ちょうな」による地棟の加工
差し大引きの加工
差し大引きの相欠き加工
石屋さんによる据付作業
石の高さ測定
差し大引きの継ぎ手

大工さんによって正確に出された墨を基準に
一つ一つ水平に石を据え付けて行きます。
据えてもらった石の高さはそれぞれ違うため
一個ずつ高さを測定します。この測定を基に柱の長さを決める為
丁寧に測定していきます。


建て方①
建て方②
建て方③

工場での加工を終え、いよいよ建て方。
複雑な木組みが多く化粧(仕上がりで見える部分)がほとんどの為
皆で声を掛け合って組み上げて行きます
灼熱の炎天下の中、大工さんの掛け声とカケヤの音が響きます。
自分達で加工した材料が次々に組み合わさり形になって行く様子はまさに圧巻です。


石の上に立つ柱
複雑に繋がる仕口
建て方後の内部
建て方中大屋根の様子
左官屋さんの荒壁塗り
杉皮と土葺きの瓦

壁には土壁を施工するため左官屋さんの作業になります
現代では土壁を施すお家はとても稀になりました。
現場は木の匂いと土の匂い。
また左官屋さんの心地よいコテ捌きの音で満たされます。

ここまで墨付け、加工、建て方、
その後の工事の一部を紹介していきました。
紹介したいところがたくさんあり、長くなってしまう為
続きは次回にしたいと思います。
造作工事の様子も紹介しますのでご期待ください!

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